■こんにちは。帯広の寺沢です。
■子どもに関わる仕事をしていますが、少年期や青年期だけでなくて、その後の年の取り方も考えるものです。大人になって、その後はどうなるの?なってみないとわかりませんが、「知らん」とは言えない。生き残るためには、どうすればよいのか。
■ヒントを得るのに、お年寄りの観察というのも面白いものです。特に私は、お年寄りの「遊び」のシーンが好きです。お年寄りには、笑いがよいとか、話すことを積極的にとか、そうした話はよく聞きますが、遊びについては私はそう多く聞きません。それが不思議なぐらい、遊びのシーンには面白いものがあります。
■例えば、麻雀卓を囲むお年寄りですとか、競馬場に集うお年寄りですとか、とにかく楽しそうなんですよね。囲碁将棋はもちろんなのですが、ボードゲームやカジノ遊びだっていいんじゃないか。楽しそうじゃないか。そんなことを思い描いています。
■そういえば、小学校の時の友人の曾祖母がいわゆるゲーマーで(一家全員ゲーマーだった)、ロマンシング・サガという、ドラクエよりも難解で自由度の高いゲームを、軽くクリアした光景に、驚いたことがありました。挙句、ひ孫がやっているファイアーエムブレム(戦略ゲーム)を後ろから覗き、「そんな動かし方じゃだめだべ。○○は助からんな」と言うお婆ちゃん。当時何歳だったのか。彼女の逞しさにゲームが一役買っているのは間違いありません。
■……そして子どもの観察に戻ります。彼・彼女らの遊び方が、この先どう変化して、どんな世の中になっていくのか。「どりぃむきゃすとの会」なんてあるんじゃないか。あったら入会しよう。む、大脱線しました。また来週です。