漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

失敗は成功の基という失敗

■みなさんこんにちは。ボランティアスタッフの高橋です。5月24日のボードゲーム部の様子をお伝えします。

■今回は「ストラグルオブエンパイア」というゲームをプレイしました。プレイヤーはロシアやイギリス、フランスなど、一つの国の指導者となり、領土を広げて自分の国を繁栄させていきます。しかし、領土を広げるだけでは敵国に奪われてしまうので軍事力の強化も必要になってきます。1ラウンド5ウェーブがあり、3ラウンド終了した時点で一番ポイントが多い人が勝ちというゲームです。

■まぁそんな背景とゲームの流れはいいんですが、特徴的なシステムが「チーム分け」と「交渉」です。最終的な勝者はポイントが一番高い1人のプレイヤーが勝ちなのですが、ゲーム中は陣営を2つに分けてプレイしていくことになります。また、味方となる同盟国を決める方法は競りで、提案に納得がいかなかったら1コインで再提案、その後また納得いかなかったら2コインで再提案、と続けていきます。

■また「交渉」は敵国が戦争を仕掛けてくる際など、「コインを〇枚支払うので戦争を止めてくれないか」と交渉することができます。コインをもらったけどやっぱ攻撃するわといった嘘は無しで、金銭の授受が決定した時点で、約束した事柄は守らなければなりません。

■とまぁ競りやら交渉やら同盟国やらなにやらで裏切り要素が満載のゲームになっているわけですが、残念ながら今回は裏切りは目立ってはなく、シンプルに1位を競うゲーム展開になっていました。4時間ぐらいやってましたがとても楽しく、奥深いゲームです。機会があれば皆さんもぜひ。