■午前中、訪問先の子がやってきて一緒に過ごした。外出訓練の場所としての漂着教室利用だ。こういう感じで使ってもらえるのはいい。
■午後から心のサポーターとしての会議に出席。訪問しているところで飼っているオタマジャクシを学校で飼ってもらうようにお願いしてみたら、快く引き受けてくれた。ありがたい。
■その席上、先生から、学級に担任がオジギソウを持ってきた時に生徒が自然と水やり係を決めたり、あまり触る子に注意をしはじめたというエピソードを聞いた。もし同じように、漂着教室に草花を持ってきたらどうなるだろうか。やってきている人たちが同じように水をあげたりするのだろうか。どうも、そうはならない気がする。
■学校でそれが起こるのには、まず生徒が多いので植物の世話が好きな人がいる可能性が高くなるということがあげられるだろう。次に、帰属意識の有無があるのではないか。「うちのクラス」という気持ちがあればあるほど、そこに新しく入ってきたものも、自分たちの所有物となるだろう。
■漂着教室はやってくる人数も少ないし、帰属意識は元より無くてオーケーにしている。だから、何も起こらなくても構わないというか、むしろ持ってきた人が世話をするのが当然という感じになるはず。でも、先生の話してくれたエピソードのような体験ができる学校というのも、またいいなと思った。やはり、自分は学校育ちだからな。(19日)