漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

機能と場所

■暑いっす。市内の小学校はあちこちで運動会。こう暑いと見てる方も大変だろう。今はどうなんだろう。グラウンドでビール飲めるのかな。学校は教育の場だとか、いろいろうるさいことを言われて、北海道の宴会運動会にも厳しい目が注がれるようになったと誰かから聞いた。

■学校が教育の場だなんてのは誰でも知っていることで、声を大にして言うほどのことじゃない。教育の場だけど、地域の人の憩いの場でもあるとか、遊びの場でもあるという曖昧さが、学校という場所の持つ力でしょう。教育の場というのは、「場」と言いながら機能のことを言ってるんだよね。

■だからビールを解禁しようという話ではないんだけど、場所について語ってるのに機能で説明されても仕方ないんだなー。神社の境内に縁日が並んだって、祭祀を執り行うのが神社だなんて咎めたりしないじゃない。居場所なるものの曖昧さについてこれまでずいぶん考えてきたけど、この機能と場所のズレが話をこじれさせてるのかもしれないと思った次第。

■山田は星槎高校のイベントで話をしてきたはずだが、どんな様子だったのかのう。(6/2午前)