漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

甲府よりの使者

■寒い。寒いですよ。暑いのは勘弁だけどこう寒いのもちとツライ。冬の寒さと春の寒さは別物です。雨は冷たい。冷たいのは耐えられない。

■漂着教室は第二次麻雀ブームが起こりつつある。ボードゲームも増えたし、対面式のゲームがしばらくはやりそう

■夕方、利用者が全員帰ったあとで、ひょっこりと見学の学生がやって来た。甲府山梨大学の学生で、「ソトコト」3月号の記事を見て訪ねてきたのだという。そういうアポなし訪問は大歓迎。俺もよくやっている。教職を目指しているらしいが、一方で学生仲間6人で空き家を改築し、コミュニティスペースを運営している。一階の店舗部分でコーヒーを出し、学生同士や地域住民と学生のつながりをつくるイベントやワークショップを開いている。二階はコミュニティーハウスになっていて、運営スタッフが共同で暮らしているとのこと。

■話を聞くに、町おこしや地域づくりへの興味が高そうなので、途中でezorockへ連れてってそのまま置いてきた。お互い刺激になるといい。俺ももちろん刺激を受けた。コミュニティスペースの家賃が月に三万。始めたばかりではあるが、今のところコーヒーの売り上げで賄えそうだとのこと。それはすごい。いきなり儲けを出そうと思わなければ、漂流教室の利用者や学生スタッフでもできちゃうんじゃないか。あとは手ごろな物件があるかどうか。ちょっと心動くな。誰かやりたいって言い出さないかな。(5/3朝)