■クラーク高校の卒業式へ。ずっと訪問してる子が卒業するのだ。前回出たのが5年前で、そのときはこんなことを書いている。5年前は教師と生徒の関係が主だったのが、今年は先輩後輩のつながりが目立った。それだけ学校としての形が整ってきたのかなと思う。
■「感謝」が多いのは相変わらずで、これについて思うことは以前と同じ。
■送辞を読んだ男子ふたりが涙を流していたのがちょっと新鮮。男の子も泣くんだね。
■答辞の女子ふたりはどちらも中学のころ不登校で、当時の重苦しい気持ちや新しい環境での不安、次第に学校に馴染んでいく様子、何気ないおしゃべりの楽しさ、朝出かけて夜に帰ってくる「普通の生活」を送る嬉しさなどを、涙ぐみながら率直な言葉で語っていた。
■いい話だったけど、泣きながら話す高校生を温かい目で見つめる大勢の大人、という図はちと悪趣味だなとも思う。それも含めて卒業式というイベントなのか。もっと悲しい瞬間に涙はとっておいてもいいのに。
■家にいる間はずっと雪かき。眠くて仕方ない。