■映画か仕事かと考えて、映画を観に行った。仕事は明日でもできるが、上映は今日までなのだ。「宇宙人王さんとの遭遇」。ローマで宇宙人が捕らえられる。宇宙人は中国語を話し、「王(ワン)」と名乗った。地球へ来たのは文化交流が目的だと王さんは語るが果たして―。思い返せば返すほど面白い、低予算ながら後引く映画。
■これ、例えば『農協月へ行く』の頃だったら、またはバブルの頃だったら、日本語を話す宇宙人としてつくられたりしたんじゃないかな。「E.T.」へのオマージュのようなパロディのようなシーンもあり。
■その後、スタッフの送迎へ。最近、日中が暖かいので夜道はひどく滑る。安全運転で送り届ける。
■96条を改正して憲法改正の条件を緩和するのは、憲法を国民の手に取り戻すためだ、と安倍総理が毎日新聞のインタビューで語っていた。よくこういう捩れた理屈を口に出来る。「理屈と膏薬はどこへでもつく」という言葉を最近よく思うのです。