漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

本人現る

■全ての連載マンガを永井豪が代筆する、というどうでもいい夢を見ていて、鴨々川清掃を寝過ごした。それが、山田の話では、相馬の名前で受付が済んでいたという。とうとうそっくりさんを超えて本人(?)が登場したか。そうやって代わりに仕事をしてくれると便利だな。これからもときおり寝坊してみよう。

■通信の発送など事務作業をこなし、夕方から高校演劇の合同公演を観に行った。たまに漂着教室に来る子が演劇部なのだ。ちゃんと出来るのか、と最初はハラハラした気持ちで観てたが、思った以上に面白かった。周りからも「よかった」という声がたくさん聞こえたので、贔屓目じゃないと思う。

■演劇といや、『ガラスの仮面 45 ふたりの阿古夜 4 (花とゆめCOMICS)』を買った。連載も全部読んでたはずなんだが、知らないシーンがやけに多い…というか、ほとんど書き下ろしだろ。いや、頑張ってるとは思うのだが、細かく描けば描くほど面白さは薄れていくように思う。あのマンガを支える膨大な熱量は「説明」に使われるとくどすぎる。勿体ない。だから、終盤の姫川親子の特訓はよかったよ。あの無茶さが『ガラスの仮面』ですよ。そしてキーワードは「努力」。月影千草北島マヤなら、あの無茶を「努力」とは呼ばないんじゃないかな、多分。

■と、こんなに語れる時点でやっぱり『ガラスの仮面』は面白いのでした。