漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

目の位置

■訪問先で親御さんと話し込んでしまい、「今日はずっとしゃべっていたね」と訪問している子に言われる始末。申し訳ない。

■漂着教室では「サンマ魚醤干しご飯カレー風味」を食べた。これは何料理ということになるのだ、と考えながら二杯お代わりです。夕刻よりスタッフ研修。

■横山さんと発達障害の子供を育てている親と専門家(学校の教師含む)の間の齟齬について語った。専門家は沢山の子供を見てきていて発達の方向性を予想できるので、療育の方針をいとも簡単に親にそれを伝える。しかし、子供の様子を生まれたときから毎日見ている親の感覚からすると、その方針におかしさを感じることがあり、しかもそれが往々にして正鵠を得ていることがある。つまり、親は「子供」一般の専門家ではないけれど、「我が子」の専門家なのだ。ところが、親は学問的にそれを学んでいないが故に、専門家に自分の意見を述べることをためらうことがよくある。多分、そうした親のサポートをする、通訳役が必要なんだろうな、という話しで終了。続きは12日の特別支援教育学会で。

■目が横についていても、インコはかわいい。