漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

教育バトルロイヤル

■教育フォーラムでひとつやってみたい企画がある。今回みたいにいろんな立場の人が出る場合にうってつけの企画だ。

■題して「教育バトルロイヤル120分1本勝負」。パネリストにはプロレスラーよろしくマスクを着けてもらう。教育委員会フリースクールなど所属は明かすが、顔を隠すから誰なのか個人は特定できない。その状態で相手を散々に攻撃する。攻撃された側は"敢えて"それを受け、隙を見て反攻に転じる。「おい! 教育委員会! お前ら本当は不登校を減らす気なんてないんだろう!」「なに言ってやがる。だからお前らフリースクールが食ってけるんだろう。文句言う前に感謝しろ!」といった具合だ。

■あまり厳しいことを言われたときはロープエスケープできる。教育とは全然関係ない部分で攻撃する反則攻撃も5秒以内ならO.K。顔を隠してるから好きなことが言える。「俺だってなあ、学校以外で学ぶことを認めたいと思ってるんだよ!」 そんな掟破りの逆発言も出るかもしれない。参加者(選手)はフリースクールスタッフに教育委員会、保護者に教師も入れたい。子供はどうしようかな。ひとりシューティングが混じったようになって、全員倒されるかもしれない。

■たまにはお互い言いたいことを言うのもいいだろう。それぞれ大変なことがあるのはもう分かっている。それを吐き出して、受け止めて、楽しんで。プロレスならそれが出来る。

■この企画で一番重要なのは実はレフェリーなんだよな。ケンカにならないよう、後味悪くならないよう、絶妙な試合さばきを要求される。アカシヤ会の野村さんは確かプロレスファンなはず。レフェリー頼んでみようか。それとも選手で出たいかな。

■ちなみに、7/10のフォーラムではフリースクール代表ということでワタクシが登壇します。マスクは着けないけどな。いや、いっそ着けるか。その方が盛り上がるか。