漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

フリーの意味合い

■新聞で暖冬・少雪という記事が載った瞬間に大雪だ。しかし、気温が高いのでばりばりのソロバン路面でまったく車のスピードは出ない。明日も同じだろう。参った参った。あまりの雪で漂着教室で食べる食材を買いに行くのも億劫になり、あるもので作ってすませた。

フリースクール全国ネットワークへの加盟が理事会で認められたとの電話あり。早速、サイトには載っている。アンテナにも追加。

■フリースペースの話し関連。先日16日の北海道新聞一面の記事にある釧路の冬月荘の事例は、記事だけではなかなか読みとれないけれども、子供から高齢者までが集い、居住、就労までを行う事例だ。そこに関わっている方は昨年漂着教室を訪れてくれていて、今回の記事について新聞紙面には出てこない当事者の様子や思いを書いている。ここを参照されたい。「フリースペース」という言葉は出てこないが、われわれのやっている事よりもよっぽど「フリースペース」だし、「デモクラティックスクール」の理念を体現していると思う。「フリースペース」の「フリー」の部分はより広く捉えた方が理想的であって、例えば「○○歳から○○歳まで」という制限を無しで運営するのが原理的には正しいのかもしれない。