■エゾハルゼミの鳴き声が大きくなってきた。遠くの峰の残雪も少なくなってきた。いよいよ初夏が近づいてきているのか。子供たちもスタッフも「暑い」と言いながら漂着教室にやって来る。
■来週、人前で話す機会が二回あって、その原稿書き。これまでのストックがあるのでさほど大変ではないが、どこか同じ話になってしまってつまらない。それで昔のノートなんかを引っ張り出して読み返している。たとえば一昨日の日誌に書いた「self-govermentがフリースクールの基本」というのはアメリカのクロンララ創始者、パット・モンゴメリーの言葉だ。ほかにもこんなことを言っている。
- 子供は人間である
- 人間が尊重されている
- すべての人が同じく学べるよう保障されている
- 学びとは過程である
- 学ぶ人がその中心にある
- 学ぶ人の能力や関心は第一に尊重される
これらのことが満たされていれば、名前はどうでも、そこはフリースクール、デモクラティックスクールと呼んでいい、と彼女は言う。
■こういうことも言っている。学習は子供の実際から始まる。ゆえに遊びはとても重要だ。子供たちはしばしば大人の用意したプログラムをこなすのに忙しく、遊ぶ時間がない。
■ということで、漂着教室ではよく遊んでいる。ボードゲームが増えたのはよかった。聞けば札幌自由が丘でもボードゲームがはやっているとのこと。ほほう。かつての訪問先から、ゲーム大会を開いてくれないかと連絡が来たりもしている。交流戦でもしようか。
■そして大人も遊ばないとね。ということで今日はこれから岩見沢に行ってきます(飲酒)