■「漂着教室」の後に、人を呼んで話を聞いたり、映画を観たりという企画を何回かやったが、どれも長続きしないで終わった。準備や段取りが必要な企画って、思った以上に面倒なのだ。しかし、何もしないのもつまらない。ケーキにコーヒーを用意して、わいわいみんなで話すのはどうだろう。それくらいなら出来そうだ、というのでケーキを買って持っていった。
■それが、菓子持参の人が他にもあんなにいるなんて。今日の「漂着会議」は高カロリー。でも、甲斐あって口は滑らかだったんじゃないかな。後半、やや会話が分散してしまったのは残念だったけども。次回もケーキを用意しよう。
■会議では、今後の「漂流教室」の動きについてブレインストーミング的にアイディアを出し合う。「漂着教室」の模様替えや、ゲームを軸にしたイベント、新しい宣伝方法などについて話す。資金稼ぎに白い粉をパケに小分けしてさばくことも決まった。
■帰り道、まっすぐな道路のその先に、三日月が上を向いて光っていた。こういう月を表すのに「月の舟」という言い方がなかったろうか。本当にボートのような月だった。