漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

鑑定基準

■寒い。随分な寒気が入ってきているらしく、今週いっぱいは寒いままのようだ。今日から漂着教室を開けたが、寒いのでいつもは少し開けている扉も今日は閉めたままにしていた。

■訪問の送迎にでかけると、ものすごいツルツル路面だった。今年初滑りといった感があるが、別に趣があるわけではなく、むしろ迷惑だ。同乗していた阿部くんも「うわぁぁ」などと言っていた。怖い怖い。相馬氏も滑りながら帰宅したらしい。

■迷惑といえば、昨日の日誌にある件。そこに感謝している人もいる以上は、どんな団体でも全否定はしないしできない。しかし、自分が訪問活動をやっていて身に付いてきた、「あ、この団体はなんとなく信用ならない」と感じるサイトのキーポイントを挙げておこうと思う。これはあくまで山田の色眼鏡であり、相馬氏はまた違ったものをもっているだろうし、各々方にもあるだろう。参考までに、と言った意味合いだ。ということで、独断と偏見で書く「山田の怪しげサイト鑑定基準」は以下の通り。

  1. 費用をきちんと載せていない
  2. 「困っている子に何かをしてあげたい」という、与える立場での記述が目立つ
  3. 「自分も辛かった/今辛い」という体験を軸にしている
  4. 公開されている子供との出来事が子供の劇的な変化についてだったり、反省や感謝のエピソードばかり
  5. 参加したり主催した行事についての報告が無いか表面的で、そこから自分や団体が得たものについて書いていない
  6. ホームページの更新が滞ったまま
  7. 親や世間の動向を批判するが、道徳の教科書的な言葉に大概終始している
  8. 世界に一つだけの花」や金子みすずの詩、相田みつを等、世間で「いいねこれ」と言われているものについて、何故自分がそれをいいと思うかという説明の無いまま「よし」としている

■うわぁぁ、書いちゃった書いちゃった。さあ、皆さんはどうですかね。