漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

積極的軽佻

■大晦日から正月にかけて寝ては起き、起きては寝ての生活で、年が明けてからずいぶん日にちが経った気がする。俺の中ではもう1月4日くらいなのだが、世間ではまだ2日らしくて、ちょっと得した感じがした。

小泉武夫によれば、植物の芽が出てもやもやした状態を「萌(もやし)」といい、穀物に黴が生えてもやもやした状態を「蘖(もやし)」というらしい。野菜の「もやし」の語源もここからきているそうだが、大晦日〜正月と顔も洗わずにいたら、顔中ヒゲでもやもやになった。見た目からして、これは“蘖”に違いない。剃刀をあてて、すっきりさせる。もやし刈り。

■この休みに会った友人の言うには、会社で「積極的傾聴スキル」の講習会なるものがあったそうだ。そりゃそのうちコーチング講座もあるぜ、と笑ったら、コーチングとそれの二者択一だったらしい。どうも世の中広く傾聴・受容が行き渡っているようだ。てことは、こっちじゃそろそろ捨て時かもね。「傾聴」ならぬ「軽佻」でいこう。


※本日の脳内BGM:SKIP BEAT(KUWATA BAND