漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

欲求不満を大事にする

■訪問三件、送迎一件の日。

■いよいよ寒くなってきましたが、まだタイヤを変えてない。早くしなきゃと思いつつ、8階から下までタイヤを下ろすのが億劫で。

不登校・ひきこもりライフを送っている人の中に、どうもいろんな欲求が少なくなるという人が多いみたいだ。そうなったのを元に戻すのは結構時間がかかるし大変だろうなぁ。だから、もし毎日過ごしている中で「こうして欲しいのに」とか「これこれしたい」という気持ちが出てきたら、なるべく大事にしていた方が精神衛生上いいと思うんですよ。なんとなくワガママなんじゃないかと後ろめたくなることもあるかもしれないけど、長い目で見れば自分の欲求を無くさない方がいいだろうと。なんてことを思った日。

■そうそう。Future Harborはサイトが無くなった模様。どうしたのかしらん。

前回のニュースのコメントにレス

■様々なところで話題になっている副知事の発言は、取り上げる気が起こらないのでニュースとしては書きません。相馬氏、気になったらよろしく。

■めぐさん
>人格障害不登校になんの関係が・・・
このあたり、某県副知事のホンネに通じるものがあるかもしれませんね。
>家庭環境が関係する場合もあるけど
どんな場合でしょうか。ちょっとピンときませんでした。

■あんみつさん
>「学校に行っていない」ことをしているだけなのよー
同感です。「不登校」という言葉の中身が人によって違うということを、この言葉を使う人自身が自覚せねばならないと思っています。例えば、ある人は「学校に行けてない子」という意味で使うし、ある人は「学校に行かない子」という意味で使います。それを自覚した上でモノを語らないと、他人との意見交換も自分の考察もバイアスがかかったものになってしまいますね。僕自身は「学校に行ってない」という意味で「不登校」という言葉を使うことが、現象のみを語り無色透明なのでこの意味で使用することを心がけているつもりです。

■工藤くん
>こーいう裁判官がいるのか・・
そーなんですね。A渡辺さんも「残念ですが」と言ってますが、わたしゃ、がっくりですよ。

■A渡辺さん
>結局は「凶悪犯罪を起こすのは障害者や精神病患者だ」という迷信の補助手段に

そうですね。迷信を信じる人は科学的に肯定される根拠をつけたがるように思います。本来は科学的な手段で否定を試みて、それでも否定しきれない場合、「○○は迷信とは言えないだろう」となるはずなんですけどね。