■午前中、北海道の生活困窮世帯の自立支援相談事業と学習・生活支援事業の報告会があった。後志の学習生活支援事業を受託しているので参加したわけだが、全道全ての事業者が集まったわけではなく、家庭教師会社が受託したところは参加していなかった。
■郡部での学習支援は、都市では享受できる塾や家庭教師のような教育サービスを行うだけでは足りない。不登校や特別支援教育が必要な子供のケースが、生活困窮世帯への支援の一環として入ってくる。行政がそこをカバーしきれていないのであり、その支援をどう行うか考えることが必要だ。後志だと共和町では2021年度に協働したケースがあるが、より組織的にする必要があるだろう。
■更に、生活支援として関係性づくりも必要な支援だ。物理的な居場所を作るのはもちろんのこと、小学生・中学生から後の高校卒業までを見越した相談支援を行える関係性づくりが必要だ。都会に住んでいる場合は一旦困りごとが起こっても相談先へのアクセスが早いが、郡部ではそれを支えるのは人間関係の濃さであったりする。
■というような話、今後も家庭教師会社が事業をやるなら話し合いたいところなんだけどな、と思いつつ会議終了。その後、ランニング。雪がかなり溶けて走りやすくなり、これまでにないスピードで走ることができた。よしよし。(火曜日)