■ブラックジャックでこんな話があった。出だしは覚えてないが、ある日、戦時中に後頭部を殴られ一部の記憶を失くしたひげオヤジがずっと4人組の男に付きまとわれていて「戦時中に隠した原油のありかを教えろ」とせがまれるが、ひげオヤジにはその記憶がない。仕方なく4人組はブラックジャックにひげオヤジの記憶喪失を治せと脅す。そしてひげオヤジの記憶喪失の原因が、殴られたときに出来た頭のなかのこぶだとわかり、これを切除する。徐々に記憶が戻り始めたひげオヤジは、ブラックジャックとひげオヤジの孫娘、4人組を原油の在りかまで連れていく。そして原油を見つけた一行。しかしここでひげオヤジの記憶が完全に戻る。ひげオヤジは戦時中、上官から隠した原油が敵の手に落ちないように全部爆破せよという命令を受けていた。ひげオヤジはこの命令を実行し、ブラックジャックと孫娘以外の全員が爆発に巻き込まれて死亡する。
■そして最後になぜそんな昔の命令をひげオヤジが実行したのかのブラックジャックが孫娘に説明して話が終わる。どうやら人間というのは一瞬ではあるが過去の記憶を思い出した時、まるでタイムスリップしたかのようにその時の行動を無意識に行ってしまう事があるらしい。7日の日誌を見て思い出した話。人間どこに記憶のトリガーがあるかわからんね。
■四月に入ったというのに全然寒いではないか。非常に不満であります。昼と夜の寒暖差がひどいぜ。今日の一曲。エレファントカシマシで「四月の風」。北海道の四月の風は冷たい。
四月の風 エレファントカシマシ
