漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

記憶薄れ、そして忘却へ

■事務所の足元がとかく寒い。だが暖房をつけると、今度は上の方が暑くなる。事務所の中で雲でも出来そうなくらい寒暖差が激しい。

■なんか書きたいことがあったけれど忘れた。私は「忘れる振りをする」ということは出来るけれど、使い過ぎると肝心なとこまで忘れる。諸刃の刃であります。

■でも先週の土曜と日曜の日誌を見て思う。経過はどうであれ、結果的に嘘をついてしまった人間の行動は大まかに分けて二つ。一つ、嘘を真実であると周りと自分に言い聞かせ嘘を覆いかぶせるか。二つ、嘘をついたことを認め、その罪悪を死ぬまで背負っていくか。どちらにしても人間の精神力では耐えられないだろう。罪悪感を軽減は出来ても、消えることは無い。何故人間は嘘というものを発明してしまったか。不思議なものだなぁ。

紅の豚のマルコが豚になったのも、そういった人間のしがらみから距離を置きたかった、と言う事だっけか。これも忘れた。今日の一曲、久石譲で「マルコとジーナのテーマ」

紅の豚 / Porco Rosso - 久石 譲