漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

理不尽だと思っていい

■みなさんこんにちは、ボランティアスタッフの高橋です。

■私の職場の椅子がよく壊れます。新卒で職場に入って、2年目で椅子が壊れ、新しくしてもらった椅子を1年で壊し、もう一回新しくしてもらった椅子を3年で壊し、それを新しくしてもらったら今度は1週間で壊れました。

■キャスター付きの椅子ってもろいのだろうか。初めの2つはキャスターのところの足が折れました。後2つは背もたれの支えのところが折れたりなんなりしています。

■椅子は壊れると職員課ってところに言うと新しいのをくれます。2つ続けざまに壊れて、しかもどっちも背もたれのところだったので、「高橋くんの座り方がわるいんじゃないの?」と言われました。なるほど、そうね。確かにそうだ。どっちも背もたれが壊れるんだから俺のもたれ方が悪いというところもある。まあただ、それですぐ壊れちゃう椅子もどうなんだ。椅子としてどうだそれ。むしろその椅子の弱いところを発見してほかの人が座って壊れる前に、「壊してあげた」くらいの功績はあるよ。

■原因の追究はくだらないことがあると思うのです。最近「なんで学校辞めたの?」とか「なんで不登校になったの?」って聞かれます。そのたび自分では前より上手に説明できるようになった気がするのですが、それをうまく説明できるようになっている自分が若干気持ち悪いです。余所行き用の理由説明しちゃってんだもん。「理由なんかないです」って言えばいいんだけど、なんか言えないしね。いや無いわけじゃないけど、説明しづらいんだもの。

■言いじゃん別に。何で不登校だったかとかさ、何で椅子壊れんのとかさ、いいじゃん。物事を浮かせるぐらいのほうが良いなと思う、今の自分です。