漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

つどいから戻り

■先日は「第16回不登校・登校拒否を考える全道のつどい」に参加するため、日帰りで札幌に行っておりました。全体では、数ヵ月ぶり、一年ぶり、数年ぶりの皆様に、分科会では「学校は終わったけれど〜就労・自立支援」に参加して、こちらでは初めてお話しできる方々に、それぞれお会いできたのが嬉しかったです。

■そもそも、十年ほど前、初めてつどいに参加した時は、本当に「ふらっと参加」でした。私が不登校の当事者、母親が親の会の会員である等、小さな背景はあるのですが、一番の理由はその時「暇だったから」です。漂流教室とも、そのつどいを通じて知り合いましたので、フリースクールともほぼ縁の無い、求職中の調理師でした。

■「暇」ということは、そこそこの余裕があったということでもあります(金銭面は除きますが)。そして「仕事以外に何かしたい」とも思っていました。今振り返ると、それは「何か社会参加したい」と言い換えて良いでしょう。

■その時のつどいのタイミングが、2ヶ月早いか遅いかしたら。私の「暇」は、「辛い」か「忙しい」に変わっていたかもしれません。今こうして、日誌を書いていることもなかったかもしれません。

■飛び飛びではありますが、10年ほど、このつどいに参加してきました。忙しい時も辛い時もありました。今は、幾分余裕があります。そして最初は暇でした。

■この話の鍵は「暇」です。つどいは「扉」の一つです。鍵を握った時、開けられる扉は多い方が良いです。そして今の自分の仕事は、その扉を増やすことなのだろうなと、そんな風に思ったのでした。