■日曜日は妹と大阪に行き、ハードロックの大御所であるマイケル・シェンカーとグラハム・ボネットのダブル公演を見てきた。マイケル60歳、グラハム67歳と、まあ下手すりゃこれが今生の別れにもなりかねない年齢なのだ。なんてことを書くと、知らない人には二人ともご老体でよぼよぼなのかと思われるが、二人とも老いてますます盛んと黄忠のような喩えがぴったりでして。グラハムは、30年以上前とキーを変えずに歌っていたし、新曲も歌っていた。マイケルはキャリアの最初から新譜の曲まで、ガンガンにギターを弾いていた。妹と二人で、いいものを観た…と嘆息して月曜朝に札幌へ戻ってきましたとさ。(水曜日)