漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

腹立たしい

■午前中、星園高校跡地施設改め「市民活動プラザ星園」の内覧会に参加。新しい漂着教室になる予定の部屋は、写真のような感じで、


教室から全然手を加えられていない。PCからならパノラマでも見ることができるので、是非見て欲しい。

■確か、アウ・クルを作った時は、消防法のために窓のある引き戸を普通のドアに変えたし、排煙用の窓も作った。黒板やプロジェクターのスクリーンは市教委の管理している物品だということで全部取り外したし、教室後ろのコートかけも取っ払った。然るに、今回はどうだ。何も変わってない。掃除道具入れもそのまま。コンセントも黒板下に二口のが一つあるだけだ。札幌市は、市民活動に学校の教室設備がぴったりだと考えているらしい。昼間部と夜間部の活動を書き分けることのできる黒板まで残してくれているもんな。

■運営についてもなんだかすっきりしないものを抱えつつ、午後は特別支援教育学会へ。昨年はシンポジウムのパネリストとして発表したやつ。今年はちょこちょこお世話になっている、教育大の平野先生の講演と、小学校・中学校・特別支援学校それぞれが発達障害を持つ不登校児童生徒に対してどんな関わりをしているかの発表があった。内容については、月曜日に。(日曜日)