漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

答えは…

■暑い日だと聞いていたから、漂着教室の昼ご飯は昨日の夜から考えた「冷やし鍋」。鶏肉、ワンタン、野菜を下ごしらえして鍋に入れ、氷を入れた冷たいスープでいただくようにしたもの。好評だったが、本気で暑いのは明日だというじゃないか。ちぇっ。

■実践報告会の時に相馬氏から聞かれた質問の答えは「自分が住みやすい世の中にするため」でした。自分が気になることはたくさんあるけれど、それを変えるようなことをしていたいと思うのです。ホントなら、めんどくさいことはしたくありません。ぼくは単純作業が好きで、「カニ缶に身を12本ずつ詰める」とか「パックに入れたタラコの形を整える」という仕事を機械的に一日八時間していたいのです。でも、今のままだと「教育が…」とか「不登校は…」とか余計なことを考えて、カニを入れる数を間違えたりタラコを破ったりしてしまう恐れがあるので、めんどくさいけれど先に気になることを片づけてから、その仕事をしたいのです。

■という話しを実践報告会後の飲み会でしたら、「山田さんは絶対単純作業はできない」と言われた。

■夜、こども心療内科氏家医院が音頭を取ってやっている「こどものこころ研究会」に参加。二年ぶりくらいだろうか。この研究会は漂流教室を始めた後に知った、発達障害精神疾患について詳しくなろうと思って参加したもの。色々な人と出会い、たくさん学び、こちらからも発表してきた。今月からはまた毎月参加できるので楽しみだ。