漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

君と金さえあれば

体が重いよ すべてがめんどうだ
心がやりきれない 気持ちが高ぶらない
考えると暗くなる ささいなことが気になる
考えると暗くなる したくないことはしたくない
君と金さえあれば ぼくは何もいらない
君と金さえあれば 他に何もいらない

■数日前、ふとしたはずみに真心ブラザーズの「君と金さえあれば」が口をついて出て、それからずっと頭の中を流れている。「君」はいて「金」のなかった大学時代、これで「金」が揃ったらそりゃ他に何もいらないよ、と思ったものだった。そして今35歳。うーん、状況はあまり変わらないな。とほほ。金ってどこにあるんだ。

■「成長」については山田は以前、「『成長』と『老い』はどうちがうのかな」と書いている。それがちょうど去年の8月で、一年かけて答を見つけたんだなと昨日の日誌を読んで思った。

■「漂着教室」前の廊下の掃除をしようと、事務局から水拭き用のモップを借りたのに、掃除を始める前にぶっ壊してしまった。何とか直して素知らぬ振りして返しておいたけど、ここに書いたら結局バレちゃうな。駒大苫小牧はまた逆転勝利。お前ら『逆境ナイン』か。決勝戦は112対0から試合始めろ。

■北広島の「チャレンジポートあゆみ」、アンテナに追加。明日の「漂着教室」は市教委の不登校対策会議出席のため、12:30〜15:30まで閉めます。ご迷惑をおかけします。(8/17午後)

■山田と交代して事務所を出たら鈍色の空が広がっていた。気温も急激に下がって、寒冷前線の通過を予測させる。予測させて、しかし雨は降らない。湿気を吸いすぎて重たくなった空が高度を下げて、空気が青くなっている。それでも雨は降らない。

■このまま降らないのかと諦めかけた瞬間、水風船が弾けたように雨が降り出した。今も降っている。7月8月通じて久しぶりの雨。これで少しは涼しくなるかと思うと嬉しいが、明日からのライジングサンロックフェスは大変だろう。(8/17夜)