漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

鉛筆

hyouryu2006-01-24

■写真は訪問先にあったCurrambin Wildlife Sanctuaryというオーストラリアの自然公園のネーム入り鉛筆。サイトによるとここは元々個人管理だったが、ナショナルトラストに寄贈してNPOとしての管理運営になったとのこと。鉛筆のタグには次のような文が付いている。

We are a non-profit organisation. Entry fees, sponsorship, donations and purchases go back into preservating and protecting our nature Australian species.

「私たちはNPOです。入場料、財政援助、寄付、物販はオーストラリア固有種の保存と保護に使われます」といったところか。会社であれば出資者に還元する必要があるために、利潤を追求することになるが、NPOはこのように活動資金獲得のために金を稼ぐ。活動を拡大していくためには、それに必要な資金を得なければならない。

■さて、漂流教室はこの四月から事務所を開設することになった。事務所を借りるためにも金がいる。事務所ができるのを機にこれまで以上に訪問件数を増やしたりイベントを行うようにもしたい。では、一体どのようなことをどれくらいの規模で行っていくか。そして、そのためにはどれくらいの資金が必要となるのか。それを漂流教室を現に利用している人たちと一緒に考えていきたい。少なくとも、現在の月謝のみの運営では資金が足りないので、上乗せが必須であるのはわかっている。OZAWAさんもこれについて反対しているのではない。しかし、土井さんからの提案の内容には反対であると。では、内容をどこか変えればよいのか、それとも別の提案があるのか。あるいは、この提案に反対であるというのみか(もちろん、これでもいいのです)。漂流しない教室会議では、29日だけでなくこういう話しを今後していくことになるので、お二人だけでなく参加していただければありがたい。

■火曜日は訪問二件。排雪が入り始めているが、まだまだ。車の腹をこする道多し。