■訪問の後、道教委主催の全道フリースクール懇談会。その後訪問二件。
■懇談会は11団体から14名が出席。実践交流と道への要望が主題となり、二時間超に渡って話し合った。実践交流で多かったのは、不登校という視点では捉えきれない子供たちとの関わり合いが増えているという報告。特に発達障害に関わる話しが多かった。確かにうちも発達障害を持つ子供との付き合いが大きくなっている。うちの場合、学校に通いつつ漂流教室も利用するという子供がかなりいるのだ。不登校や塾通いの増加という形で顕在化してきた学校と子供の間のうまく行か無さ加減だが、人間関係を作っていく力が大きく必要となる発達障害という問題に直面して、今後更に「学校は頼りにしない子供・親」VS「何とか出来るとわかって欲しい学校」という姿がはっきりしてくるだろう。さて、その時学校・行政がどう動くか。今日の懇談会の行政に対する要望は、大きくまとめれば「公教育だから不登校対策で出来ないことがあります、ではなく、風穴を空ける気概をもってやってほしい」ということだった。もちろんその時には子供を中心に据えることを忘れないようにしてほしいのだが。
■懇談終了後、フリースクール等ネットワークの総会。相馬氏、おつかれさまでした。