■前から旭川の不登校カフェには行くつもりだった。高速バスで往復することにして、道中に読む本を鞄に詰め、マンションの玄関を出たら太陽があんまりまぶしかった。
■そういや20代のころはよく車で旭川まで行った。しかも一般道で。窓を開けて田舎道を走った。気づいたら車のドアを開けていた。決めた。運転していこう。275号線から新十津川で12号線に入る。できれば真心ブラザーズとスチャダラパーのCDがあるとよかったけれど、急に思い立ったし仕方ない。ここで取りに戻ったら、きっとまた気が変わる。
■ひさしぶりの下道での旭川行きは楽しかった。275号線は好きな道だし(ただし夏限定。冬はお金をもらっても通りたくない)。でも、到着まで三時間もかかったのは予想外だった。二時間を切った記憶があるんだけどな。どれだけ飛ばしてたんだ、かつての俺。
■旭川版不登校カフェはテレビゲームがあったり、高校の先生による進路相談ブースがあったり、札幌とも北見とも違うカラーだった。こんな感じであちこちに広まればいい。