■後志の学習支援で昼から積丹町へ。雪道ざくざく、怖い怖い。
■学習支援では、スタッフが社会、自分が数学を見た。学力テストも終わってこれからは実戦的な問題に入る期間だな。
■とはいうものの、高校入試のみならず大学入試でも合格率は自分が学生や塾講師をしている時よりもずっと高い。大学入試でも九割なのだ。勉強しないと合格しない、というのは子供に勉強させるための脅し文句としての効果しかないのだ。悲しいかな、頭でわかっていても、ついつい元塾講師として昔ながらの感覚が漏れてしまう。子供自身もそう思っていると、乗っかって教えると学習指導が楽というのに甘えちゃう。ベースに恐れをもったまま勉強しても、恐れを振り払うことにのみ勉強の意義を求めてしまい、考えることや自分なりの答を出すことの楽しみはつかみづらい。恐れを振り払うことは勉強とは全く関係がないわけで、恐れを感じさせるような学習環境を構築しているのがおかしいのだ。
■今回数学の問題を解説して「こうやったら点数が取れたんだ」と子供は最後に語ってくれて、自分で解説したような問題をやって見ると決意を話してくれた。でもこれじゃだめなんだよな、というのが上の話。入試で点数が取れるようになるかどうかはおいといて、とにかくなんか数学の問題解けて満足したという感覚に触れてもらう時間をどう作っていけるのだろうか。(月曜日)