漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

びっしりいると、虫でもぞぞぞ

■帯広の寺沢です。先週蒔いた大豆が、ようやく芽を出しました。これが、とっても嬉しくて。根を張って、茎葉を伸ばし、豆が実るまでを考えたら、序盤も序盤なのですが。固くてカラカラの豆から出てくる芽。むーん、植物って凄いな。

■帯広は、場所にもよりますが、住宅地に草木や水辺が多いので、身近にたくさん虫もおります。アリ、みみず、蚊、こがねむし、テントウムシゲンゴロウ、ヤゴ、ミズスマシ、アメンボ、ダンゴムシ、クマンバチ。この内、後者の2種は、実物と呼び名が別物で、×ダンゴムシ→○ワラジムシ、×クマンバチ→○マルハナバチだったりしました。幼稚園の年長さんぐらいまでは、みんな間違って呼んでいたような。

■間違っていても、別にトラブルはないのですが、「ダンゴムシなのに、丸まらなくない?」「クマンバチって、もっと黒くない?熊っぽくない」等と、疑問が生まれてくる。生き物図鑑で見てみると、ありゃ、ワラジムシとマルハナバチというのがいる。これだったんだなと。その発見が嬉しくて、その後も、図鑑を見たり人に聞く行動を繰り返してきました。生き物図鑑は偉大だな。

■で、虫というのは子どもだけが関心が持つものかと思ったら、ファーブルという変な髭もじゃが、一心不乱に観察していたという。そこで何だか、自分と大人との距離が近づいた気がする。そういえば、シートンっていう大人も、動物のことを本にしていたぞ。あれも面白いんじゃないか。図書館で借りてみよう。と、幼少期の私は、そんな道を辿っていました。学研の「〜のひみつ」シリーズも、よく読みました。忍術とか虫のものを繰り返し。

■今週の読んでみた漫画は、「血界戦線」。アニメ化もされているそうな。SFバトル物で、能力者のチームが、異界から来た諸々と戦ったりします。スッキリとした読後感。まだ単行本もあまり出ていないので、続き読めます。