漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

いねむり先生

伊集院静の小説『いねむり先生』を能條純一がマンガにしている。この間、三巻が出たので買ってきた。

■自身の人生を題材に書いている。妻を亡くして自暴自棄になっていた主人公が、「先生」との出会いで少しずつ回復していく。『いねむり先生』というタイトルからわかるように「先生」は色川武大のことだ。

■この色川武大の存在がいいんだよなー。なんとも言えずいい。こういう形で他人と関われたらな、と思うのだけど、これが難しいんだよね、また。つい余計に踏み込んでしまったり、遠慮して遠巻きにしてしまったりする。

■でも、よく寝てることでは俺だってなかなかのものなはず。飽きずに寝てればそのうち何とかなるだろう。(8/30午前)