漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

同志且つ

■カラスが二羽、滑り止めの砂袋を破いて、中の砂を凍った歩道にばらまいていた。えらいな君たちは。

■中学3年の子のところに大学4年のスタッフが訪問に行く。歳は違うが、どちらも社会からの要請で進路を選択、決断する時期にある。そういう点では彼らは「同志」といえる。

■一方で、大学4年生は「子供時代」を出て行ってしまう存在でもある。「同志」かつ「出て行く人」。こういう微妙な関係を見ると、学生に訪問を頼んだ甲斐があるなと思う。俺や山田じゃ同志は無理だ。導師あたりがせいぜいだ。

■まあ導師は導師で、いい加減なことを言って若い者を惑わすという大事な役目があるので頑張ろう。今日打ち合わせた先も、そういうタワリーシチたちになりそうで楽しみだな。