■元旦は本を読んで過した。アゴタ・クリストフの三部作『悪童日記』『ふたりの証拠』『第三の嘘』を一気に読む。こんな面白い小説があったなんて。すっかりのめり込んでしまった。みっつの物語がパズルのように組み合わさり、しかし全体を通して眺めると、途端に輪郭がぼやける。あちらを立てればこちらが立たず、あれが繋がればこれが繋がらない。描写は出来るがあり得ない。エッシャーの絵に似ている。
■3日くらい車を動かしてなかったので、軽く走らせる。除雪が間に合わずガタガタ道なうえ、変に暖かいので表面が融けて滑る。軽くのつもりが、恐ろしく神経をつかった。くたびれた。仕事始めまでには除雪入るんだろうな。
■せめて家の周りだけでもと戻ってから雪掻き。水気を多く含んだ雪は青い。積み上げられた雪山が、あちこちでぼうっとほの青く光っている。ケータイで撮ってみたがうまくいかなかった。