漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

永遠の野原

永遠の野原 (3) (Bouquet comicsワイド版 (211))
■俺の心に修学旅行は住んでるのだろうかと、逢坂みえこの『永遠の野原』全16巻を読み返してみた。いたいた。しっかり住んでたよ修学旅行。はい検証終わり終わり。あー恥ずかしい。

■何が恥ずかしいって、連載当時の19歳20歳くらいの記憶がバーッとよみがえるのだ。いや、ちょっと違うな。先ず当時のことを思い出し、そのとき思い出した過去のことを思い出し、そして改めて今を思うのか。それって作品のテーマそのものじゃん。すごいな、このマンガ。

逢坂みえこを知ったのは「ぶ〜け」誌上だった。岩館真理子清原なつの鈴木志保松苗あけみ耕野裕子吉野朔実もみんな「ぶ〜け」で知った。あ、柏屋コッコも、あー桐島いつみもだ。そう考えると、この雑誌からは随分いろんなものをもらっている。今の俺の中にある優しさの60%くらいは「ぶ〜け」からもらったものな気がするね。

■『永遠の野原』は全巻「漂着教室」に置いてきた。家でひとりで読んだらまた同じことになるからな。正直、ちょっと涙ぐんだからな。さ、読んでみんなで優しい気持ちになりやがれ。

■昨日、日本人男性と白人男性の2人連れが山田を訪ねてやって来た。すでに訪問に出た後だったのでその旨伝えると、名前も告げず去っていった。こんなお客があったよ、と山田に教えたが、全然心当たりがないという。昨日のお二人がもしここを見ていたら連絡下さい。