■俺の心に修学旅行は住んでるのだろうかと、逢坂みえこの『永遠の野原』全16巻を読み返してみた。いたいた。しっかり住んでたよ修学旅行。はい検証終わり終わり。あー恥ずかしい。
■何が恥ずかしいって、連載当時の19歳20歳くらいの記憶がバーッとよみがえるのだ。いや、ちょっと違うな。先ず当時のことを思い出し、そのとき思い出した過去のことを思い出し、そして改めて今を思うのか。それって作品のテーマそのものじゃん。すごいな、このマンガ。
■逢坂みえこを知ったのは「ぶ〜け」誌上だった。岩館真理子や清原なつの、鈴木志保、松苗あけみ、耕野裕子に吉野朔実もみんな「ぶ〜け」で知った。あ、柏屋コッコも、あー桐島いつみもだ。そう考えると、この雑誌からは随分いろんなものをもらっている。今の俺の中にある優しさの60%くらいは「ぶ〜け」からもらったものな気がするね。
■『永遠の野原』は全巻「漂着教室」に置いてきた。家でひとりで読んだらまた同じことになるからな。正直、ちょっと涙ぐんだからな。さ、読んでみんなで優しい気持ちになりやがれ。
■昨日、日本人男性と白人男性の2人連れが山田を訪ねてやって来た。すでに訪問に出た後だったのでその旨伝えると、名前も告げず去っていった。こんなお客があったよ、と山田に教えたが、全然心当たりがないという。昨日のお二人がもしここを見ていたら連絡下さい。