■手帳でもカレンダーでも「こどもの日」となっている。調べてみたら、祝日法で「こどもの日」と決められているようだ。そうか「子供の日」じゃなかったんだ。「子供の日」じゃなく「こどもの日」になったのは、法制定当時は「こども」と表記されていた、子供にも読めるようになど諸説あるらしい。1948年の制定。趣旨は「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」だそうです。すぐ後に母の日あるじゃん。
■新聞には「15歳以下の人口が25年連続で減少」との見出し。子供の数が減った分、子供一人に注がれる大人の目は多くなる。自分もそのひとつを担いながら、それって結構イヤなんじゃないかと子供の立場を思う。どの道を選んでも必ず見守られてるって、つまらないし、息苦しい。ほっといて欲しくならないか。
■基本的に俺は子供に興味がない。子供から自分へのリクエストには興味があるが、子供自身にはない。だから、頼まれないことをやる気はない。先回りする気もない。子供の周りにいて、ひょっとしたら子供を息苦しくさせてるかもしれない大人として、この点はこれからも守っていたい。