■訪問四件。二件お休み。送迎一件。今月からの訪問先で、今日が二回目。新しいスタッフが前回よりも緊張が解けて子供を見ることができた気がする、と話してくれた。話すタイミングが自分と違うからちょっと待つようにしたら、相手が話すのが楽になったみたいだという。とてもうれしそうで、こちらもにこにこしてした。
■以前、函館の親の会「アカシヤ会」が主催したスクールソーシャルワーカーの山下英三郎さんの講演を聞きに行った(その時の話は04年9月19日の日誌にて)。そこで知り合った野村俊幸さんという方が、「わが子が不登校で教えてくれたこと」という本を出版した(HP)。それを訪問先で少し見せてもらった。この方は、社会福祉士・精神保健福祉士として公務員として活躍している人でもあり、自身の不登校の親としての体験に裏打ちされた学校・行政などへの提言は貴重だ。実際にお話していた時に「ああ、この人はとても語りたいことがたくさんある人なんだなぁ」と感じていたので、こうして読める形になったのはとてもありがたい。買って読もう。
■FSNでもお世話になっている札幌自由が丘学園に文部科学省の人が来て意見を公聴する「スクールミーティング」が行われたという。模様や参加者の声については、ここやここを参照。いよいよ行政から関わりを求め始めたのだな、という感慨を持った。