漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

学びの種は尽きまじ

■曇っているものの、気温も湿度も高い、ぬめっと不快な天気。こんな日にYOSAKOIと出会わなかったのは幸いだ。車で突っ込みかねない。

■訪問2件。どちらも高校の課題を解く手伝い。話もせず黙々と解いて、真面目なのはいいんだけど、ちょっとつまらない。もうちょっとおしゃべりしようよ。と言いながら、しゃべってばかりだと課題が気になってくるので、結局はこっちの勝手な都合だ。

■『姿勢のふしぎ―しなやかな体と心が健康をつくる (ブルーバックス)』をようやく見つけて購入。なるほど、これは面白い。まだ読んでる途中、これから「心理治療としての動作法」という章に入る。楽しみだ。

■「病は気から」があるならその逆もあるだろうと、訪問のときには自分の身体の緊張具合をひとつの目安にしている。きつい話を聞くと、気持ちの負担が増すと共に次第に身体にも力が入ってくる。ここで意識的にその部分を弛緩させると、気持ちの負担も軽くなる・・・ような気がして、ここ2年くらい実践している。ヒントになったのは鴻上尚史の本。それと通じるものを感じる。

■子供にうまくその方法を伝えられたら、緊張しがちな子も楽になるだろうか。動作法か。浜の真砂は尽きるとも、学びたいことというのは尽きないな。