漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

NHKの番組

■訪問二件お休みになり、二件。帰宅後、この間自分的に大好評だったマグロの血合いの漬け寿司を作成。よろこぶ。

不登校の生徒と二人の教師が語り合うという番組をNHKでやっていた。訪問があって最後の方しか見ることができなかったので、だれか録画している人いませんか。

■ちょっとしか見ていないで語るのはとても危険なのだが、敢えて語る。この番組で、直接対話が重要だ、子供にこちらから近づこう、という雰囲気が高まるとしたら、それにはNOと言いたい。見ていた中で教師が「生きているということは言葉でわかることではなく、実感すること」というようなことを述べていたが、子供に近づくということもコトバよりも一緒に付き合うことをじっくりすることが大事だろうと思うのがその理由の一つ。もう一つは、番組で扱われていた思春期的問題から不登校である子供ではない、発達障害を持っている子供については、対話するにしても心構えが必要になるだろうということ。

■まとめて簡単にいうと「対話より先に一緒に過ごしてみよう」ということになるのかな。