漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

大きくなったら

■昨日の飲み会では、相馬・山田以外のスタッフにも日誌を書いてもらうという話が出た。読む側書く側両方にいい話だ。

■「漂流しない教室会議」はお金の話。ガソリンの高騰、訪問先増加による送迎の限界などで、今のままの料金体系では運営が厳しくなってきた。では、どうするか。その知恵を借りた。具体的には、「漂流教室」が今後どのような活動をしていくか、NPO法人化も含めた長期展望を示しつつ、同時に現在の財政状況をオープンにして、料金見直しなど緊急回避策への協力をお願いすることになる。近々、その旨お知らせが行きます。

■話をしていていろいろ得るものがあった。俺はどうしても、自分が動いて解決しようとしてしまう傾向が強い。また、必ず対価に見合ったものを返さねばならない、という変な義理のような感情もある。それらは決して間違いではないけれど、一方で、自分の手の届く範囲のことしかやらない、ということにも繋がる。活動をきちんと継続すること、活動の範囲を拡大することも充分対価になり得るのだとようやく思い至る。前に、自分に足りないのははったり能力だと書いたことがあるけれど、そろそろ「大きくする」ということを本気で考えてみようかしら。今まで脳を使ったことのない分野だ。

■それとは別に、保護者同士の懇親も含めて飲み会を開きましょうという話が出る。ということで、緊急ですが、来週4月30日の土曜日に早速開催します。時間は17時から。場所は未定。決まり次第連絡します。参加される方は早めに連絡ください。

■晴れて暖かい日。夜、大きな月が空にひときわ明るく輝いていた。


本日の脳内BGM:茅ヶ崎に背を向けて(サザンオールスターズ