漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

事務所のこと

■雪が降っている。スタッドレスタイヤがすり減るのが嫌でタイヤ交換をのびのびにしていたが、さすがに限界だろうと思い交換。相馬氏に会って話したら、彼も今日したという。さて、冬用の運転にならなければ。

■訪問二件。一件は曜日変更。

■かなりの確率で来春から漂流教室の事務所ができそうになってきた。いよいよNPO法人を取得するために本格的に動かなくては。それにあたっては、なるべく多くの人と意見交換をしながら活動の方向を決めていきたい。詳細についてはこのサイトで公開していきたいと思う。

コメントへのレス

■コメント欄に書くとだらだらと長くなって見づらい。他のブログのように最初の数行だけ表示されるといいのだがはてなからしょうがない。語りたいことについてはこんな風にまとめてレスすること、ご容赦を。

■tenさん
子どもが訪問を楽しみに待っていますよ
はい、ぼくも毎回楽しみですよ。
はたまた見えていない物の裏側も想像して立体として見る
想像しておくことはしておくべきことだと思います。ただ、想像の姿にとらわれないように、あくまで仮定でしかないということを念頭において訪問をしようと思っています。今後ともよろしくお願いします。

■A渡辺さん
日本の障害児・障害者教育の体制は遅れていていわゆる「特殊教育」のプログラムが抜け落ちている領域があって、文科省には軽度発達障害に限らず、自閉症児・者への教育プログラムすらなくて学校ごとに手探りでやっているのが現状です
こうしたプログラムについて学校毎に交流を図ることが、特別支援教育においてまずできることだと思います。

軽度発達障害の子供達を養護学校(高等養護学校)の先生方が受け持つことがなかったというのは疑問です。地域が違うので状況が若干は違うのかも知れませんが、私の知る限り相当数の軽度発達障害の子供達は養護学校に通っています
軽度発達障害の子供を養護学校で受け入れるかは、おそらく地域の差はあると思います。就学指導の担当者によるでしょうから。レポートを発表してくれた方の勤める高等養護学校は最近できたところで、設立してからその地域では「高等養護学校なら何とかしてくれる」という意識が関係者にでてきたそうです(それを「高等養護学校神話」なんていう言葉で語ってくれました)。だから、それまでの経験では出会ったことのなかった子供だったということなのかもしれません。