■昨日は札幌ドームで野球観戦。清水の満塁ホームランが飛び出して、4-1でファイターズが勝った。辛島、けっこうよかったんだけどな。ピッチャーの替えどきは難しい。
■その二日前、5月1日は怒髪天のライブに行ってきました。「男は胸に…」からの「蒼き旅烏」、かっこよかった。思い返して口ずさんでいるうち、ふと「条件が多いな」と気がついた。
男は胸にひとつの唄を抱いて 道なき道も気侭な風のように
今夜此処で拾った 俺達の唄を連れて行けよ
強くなれなくても 情けねェままでも
涙は見せねェのさ 肩で風を切るのさ
蒼き痛み抱えて疾風れ! 俺達の旅はまだ終わらねェ!
男とは、胸にひとつの唄を抱いて、道なき道を、気侭な風のように、此処で拾った歌を連れて行くものですよ。強くもなく、情けないままで、(でも)涙は見せず、肩で風を切り、蒼い痛みを抱えて走る。そういうもの。多い! 多いな!
■「生きてるだけでOK」なんて歌っているくせに、これはいったいどうしたことか。いや、わかってるけどね。怒髪天は人を捨てない。過去も捨てない。ぜんぶ抱えて進む。あれもこれも持っていたら、それは荷物も多くなるでしょう。「オトナノススメ」じゃないが、「人生を背負って大ハシャギ」だ。
■動画をあさっていたら今年3月にあった、市電ライブの様子がアップされていた。しかも札幌市役所の広報チャンネルじゃないですか。電車と怒髪天は似ているな。船でもない、飛行機でも車でもない。電車が似合う。