■マンガを二冊買った。『よつばと!』14巻と『そのたくさんが愛のなか。』3巻。
- 作者: あずまきよひこ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/04/28
- メディア: コミック
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■だからこそ、ゴミ袋がドレスになったときに嬉しさが倍増するんだけどね。というところでハッとして確認したら、よつばが読んでいる絵本は『シンデレラ』じゃないか。
■もうひとつ。満員電車で押しつぶされそうになったよつばの、「これがただしいの?! ただしいことなの!?」というセリフ。覚えている限り、これまでよつばが「ただしい」という言葉を使ったことはなかったんじゃないかな。「へんなの」はあったけれども。「変」と「正しい」は似ているようで違って、「変」が主観を残すのに対し「正しい」は共通の基準を前提にする。
■ということで、いつのまにか社会化されてきたよつばを発見した巻でした。よつばの言動に固まる周囲の人たちという構図が多かったのは、よつばが「大人の言葉」を獲得しつつあるからなんじゃないかな。
■そして『そのたくさんが愛のなか。』では50代のおっさんたちが、身にまとった「社会」の殻を脱ぎ捨てようとドタバタしている。「ここまできて今さら赤信号を渡るようなマネしてどうするっ!?」「だが…定年過ぎたら青信号が増えるワケでもねえやな」
- 作者: 吉田聡
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: コミック
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