漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

雑踏の中で

■東京の街を歩いていて、昔からあった違和感がよみがえってきた。こんなにたくさんの人がいるのに、どうして誰も自分のことを知らないのだろうか。たくさんの人が無関係なままバラバラに歩いているのは、気持ち悪い。

■面白いことに、不登校やひきこもりの人たちと付き合っていて良く聞くのはこの逆で、みんなが繋がっていて自分の噂をしているようで嫌だ、たくさんの人たちはつるんでいるのに自分は一人だ、という話だ。

■どうも自分の中には、一人でいたくない感覚もちゃんとあるようだ。一人でいるのもいいものだけど、それはあまり人がいないときの過ごし方のようだ。人がたくさんいる中で一人でいるのは、逆に気持ち悪い。このあたり、マジョリティな方なんじゃなかろうか。みなさんは、どうですか。

■夜、大雪。とうとうブルが入る季節到来。(火曜日)