■広島原爆の日。広島市長による平和宣言は冒頭でこう呼びかける。
皆さん、72年前の今日、8月6日8時15分、広島の空に「絶対悪」が放たれ、立ち昇ったきのこ雲の下で何が起こったかを思い浮かべてみませんか。鋭い閃光がピカーッと走り、凄まじい放射線と熱線。ドーンという地響きと爆風。真っ暗闇の後に現れた景色のそこかしこには、男女の区別もつかないほど黒く焼け焦げて散らばる多数の屍。その間をぬって、髪は縮れ真っ黒い顔をした人々が、焼けただれ裸同然で剝がれた皮膚を垂らし、燃え広がる炎の中を水を求めてさまよう。目の前の川は死体で覆われ、河原は火傷した半裸の人で足の踏み場もない。正に地獄です。「絶対悪」である原子爆弾は、きのこ雲の下で罪のない多くの人々に惨たらしい死をもたらしただけでなく、放射線障害や健康不安など心身に深い傷を残し、社会的な差別や偏見を生じさせ、辛うじて生き延びた人々の人生をも大きく歪めてしまいました。
このような地獄は、決して過去のものではありません。核兵器が存在し、その使用を仄めかす為政者がいる限り、いつ何時、遭遇するかもしれないものであり、惨たらしい目に遭うのは、あなたかもしれません。
全文はこちら。7月7日に「核兵器禁止条約」が国連で採択されたが、日本政府は条約不参加を表明している。
■昨日、今日と札幌ドームでファイターズ基金の募金呼びかけをしている。今年も北海道フリースクール等ネットワークが支援団体に選ばれた。ありがとうございます。
■球場にいると、老若男女、障害者も健常者も思い思いに野球を楽しんでいるのがわかる。これが「福祉」だよなと毎回思う。そういうフリースクールが、漂流教室がそうなるにはどうすればいいのかな。地域の夏まつりでも同じことを思った。ボールパークならぬフリースクールパーク構想。それってどんなの?