■こんばんは、ボランティアスタッフの小松です。今日は新しい訪問先との顔合わせの後、相馬さんと飲んでいました。それで投稿が遅れてしまいました、ごにょごにょ…。
■さて。冒頭の「ボランティアスタッフの小松です」という自己紹介、この出だしはフォーマットなのですが、これを書いて、ああわたしはボランティアをしていたんだった、そうだった、と思い出しました。漂流教室でのことに関して「ボランティアをしているっ!」という自覚がわたしにはあまりないのです。
■去年『脱学校の社会』なんていう本に出会ってしまったのが始めたきっかけです。じゃあ学校じゃない、フリースクールっていったいどんなところなんだろう。どんな人たちがいるんだろう。入り込んでみてしまったほうがよく分かるんじゃないか。そう思って、知りたさと勢いで活動への参加を決めたのです。ボランティア、という言葉から連想されるような、自発的に人に何かを施すために、助けるために、という動機ではありませんでした。
■入ってから日も浅く活動量も少ないですが、漂流教室でやるいろんなことはいつもすごく勉強になるし、刺激を受けています。自分の勉強のためにやっているという気持ちが大きいので、ボランティアですっ! なんていうのはなんだか照れくさいのです。
■ここでおしらせです。先に書いた『脱学校の社会』(イヴァン・イリイチ著)、漂着教室にて現在月一回ペースで読書会をしています。学校のありかたをどうするか、ではなく学校そのものの存在を否定してる(!)、かなり刺激的で、考えさせられる本です。スタッフで意見交換するのがすごく面白いです。次は9月29日の夜を予定しています。スタッフでもそうでなくても興味のある方はぜひ、いっしょに語り合いましょう。
■わあ、これけっこう長くなっちゃいますね。書きたいことがたくさんあって、うまくまとまりません。また書きたいな…。では、また!
- 作者: イヴァン・イリッチ,東洋,小澤周三
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