■東京は暑かった。午前中はまだ涼しい。午後になるとアスファルトが熱を放ち、それが夜になっても続く。だから夜が異常に暑い。札幌の夜は涼しい。気持ちがいい。
■親の会の全国大会はふたつある。大阪にある登校拒否・不登校全国連絡会の「全国のつどい」と、東京の登校拒否・不登校を考える全国ネットワークの「夏の全国合宿」のふたつだ。全国のつどいは数年前の札幌大会に参加した。それで今回は全国合宿に行ってきた。参加者600名弱。子供、青年が目立つ。
■全国合宿は今回で20回目になる。1980年代後半から現在までの不登校を巡る大きな流れが語られ、これまでの集積をもとに制度の変革を求めることが確認された。20年という時間はそれだけの力を持つ。制度への働きかけは新たなモチベーションにもなるだろう。
■全国ネットワークの中心は東京シューレだ。親の会だけの集まりではなく、フリースクールという事業体が入っているところに継続の理由があるように思う。それは、全道のつどいを考えるときのヒントになるはずだ。全道のつどいは今年で11回目。