漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

会議とお仕事のこと

■いやあ、ここ最近よく寝られるのですよ。酒も飲んでないのに、ご飯を食べたあとごろんとしたらそのままグー。朝まで。日曜も心地よく寝ておりました。ということで、また月曜の朝に日誌を書いております。

■漂着会議は欠席しますという連絡をまとめてみると、ぼくと相馬氏を含めても4人の参加者になってしまった。常連さんだけでなく、初めて或いは前に来たことがある人にもまたアピールしていかないとだめだな、と思った次第。まず、事前事後の情報公開を進めることから始めようということで、今回の漂流通信から検討したことを載せます。また、会議前に議題も載せていきます。

■ということで、今回の会議で検討されたこと
・11/26第二回「語らいの集い」は合同教研の報告をやる。うち以外の教研参加団体にも来てもらう。
・来年から札幌市内各所で教育座談会をやりたい
→そこに来た人が、語るメリットを感じられるような座談会にする方策を
→教職を目指す学生と親が教育について語り合う場を作るのはどうか/市教委や道教委との懇談で、座談会で出た意見を伝えるのはどうか
→学生と親との語り合いの場を作るのはおもしろそう。この路線で詰めて企画を形にしていってみる。

■漂着会議の後、第一回「語らいの集い」を開催。アウ・クル事務局長の澤田さんに来てもらい、今何をしているか、これまで何をしてきたかなど語ってもらった。この時には参加者も増え、みんなで飲み食いしながらお話。澤田さんは演劇好きなのだが、何がきっかけで好きになったのかを聞いてみると、波瀾万丈、面白い話が出てくる出てくる。詳しくは個人のことだから余り書けないが、印象的だったのは演劇との出会いが就職して随分経ってからのことで、そこから勤めを辞めて生活を成り立たせていること。

■子供の頃から職業教育をしなければならぬという話が昨今かまびすしいが、職業をカタログ的に見せることや就職しないとこんなに不利(主に金銭面)という脅しをかけることしかできていないように思う。教育の目的が個人がより幸福に生きられるようにすることにもあるなら、好きな物事を人生のどこかで見つけた人がそれを生活の中心に据えて生きている、その幸せなさまを見せて「人生、捨てたもんじゃない」と期待を持ってもらう方が精神衛生的によい。今回はそういう機会になったんじゃないかな。

履修不足の件については夜か明日に。