漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

ギャッ!!

■ホラー映画は滅多に観ないが、たまに無性に観たくなるときがある。何年か前にもそんなときがあって、レンタルビデオ屋へ行った。あれにしようかこれにしようかと物色していると、ポケットの中でケータイが振動したような気がした。

■ポケットからケータイを取り出す。電話もメールも来ていない。ケータイの画面には、ただ、「666」の数字が並んでいた。数年前にあった本当の話。今日、06年6月6日に「オーメン」全世界一斉公開というニュースを見て、ふと思い出した。


■訪問は1件休みになって、1件だけ。ゲームをしながら四方山話。その後、「漂着教室」へ。訪問先の子がひとり遊びに来た。もうひとり、時おりこの日誌にも登場するなまけものくんも来て、廃材を使って一緒に小さな本棚を作ったり、紙折りを手伝ってもらったりする。

■夕方にNHKの記者さん来訪。なまけものくんたちには前もって了解をとり、同席する。今後の予定、方向性など話す。学校に行ってない子の数に対し、受け皿は圧倒的に足りない。「漂着教室」をそのひとつとして使ってもらいたいし、何より、訪問先の子らが遊びに来れるところでありたい。そのためには訪問活動の一層の充実が要る。昼の「漂着教室」は上のような感じで、夕方からは、今日みたく、学校帰りの子供らのサークルみたいになるんじゃないかな。なまけものくんたちも水を向けられ、結構話してた。すぐすぐ番組になる、というわけではなく、これから長く付き合ううち何か面白いことがあれば、程度の取材。

■少しづつ本などを運び込んでいるのだが、大事なものを忘れてることに気がついた。楳図かずおの『漂流教室』。これは常備してなきゃいかんでしょう。明日持って行こうっと。