漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

体罰のこと

■晴れているが風には秋の匂い。「秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる」といったところか。訪問二件と送迎一件。

■送迎先で札幌市の教育相談センターと関わることになりそうだ。学校も含めての特別支援教育の流れに初めて乗ることになるかもしれない。楽しみだ。

駒大苫小牧のこと。興奮して応援していた身としては、やはり優勝の返上はしないでいいじゃないか、と思ってしまう。事を起こしたのは選手ということではないから。

体罰といえば自分の小中高校時代に実際自分も受けてきて、それなりに教育効果もあったと実感しているが、それは自分だったから通用することだったと思う。教育効果があったのは、それをくらっても仕方ないと自分が覚悟していたからだろうということ。つまり、体罰は受ける側の覚悟の有無によって効果が左右されるのだ。しかし、この覚悟を学生や保護者に期待することができない現状では、非難されるのも仕方ないし、取っていい方法でも無いと思う。簡単に言えば今の世の中では指導と認められないのだから止めろということだな。