漂流日誌

札幌のNPO「訪問と居場所 漂流教室」のブログです。活動内容や教育関連の情報、スタッフの日常などを書いています。2002年より毎日更新

♪雪〜が〜降る〜

■昨日一昨日と降り続いて、さすがに今日は峠を越えたろう、いや越えてくれとの願いも虚しくまだまだ雪。それでいて変に暖かいから、大きな通りでは雪が一旦融けてはまた凍り、スケートリンクのようになっている。細い道に入れば、こちらは両端に積み上げた2mを超える雪山で、まるでトンネルのようだ。運転にエネルギーのかかること尋常じゃない。頭の中は「樹氷の街」。中学の合唱コンクールでうたった歌だ。もうしばらく雪はいい。だが、さっき見た窓の外は降りしきる雪で真っ白だった。

■そういや、雪には大きく分けて2種類あるらしい。前にここにも書いた「湿った雪」「乾いた雪」かと思えばさに非ず。「降雪」と「積雪」なんだそうだ。つまり、「降っている雪」と「積もった雪」。言われてみれば成程納得。天気予報でも「降雪量」「積雪量」と使い分けている。そこからさらに「降雪」は7種類「積雪」は6種類、合計13種類に細分されるらしい。以上、今日ラジオで仕入れたばかりの知識。

■訪問は3件。いつもと変わらず、話をしたりゲームをしたり。始め椅子に座って話をしてたのが、ときたま床に座るようになったところが1件ある。位置が変わり視点が変わるだけでも、関係に微妙な変化が生まれる。今日はもう少し実験して、話しやすいポジションを探して、向こうが椅子に座ってる時にこっちが床に座ったり、その逆をしたりといろいろ試してみた。こういう物理的な面からのアプローチも立派に人間関係をつくる技術だと思うけれど、子供に教える人はあまりいないような(大人向けのハウツー本には出てるのに)。

■古本屋に10年程前の「こころの科学」があったので、買ってちびちび読んでいる。特集は「学校カウンセリング」。國分康隆/編。内容は…とさっきここまで書いてパソコンが固まった。やる気を失ったのでそれは次回。


本日の脳内BGM:樹氷の街(合唱曲)